アーユルベーダには5000年の歴史があり、ホリスティック的な健康に取り組んできました。アーユルベーダのもつメッセージは今日の文化においても、人々の体のバランスを活気あるものしています。
アーユルベーダは化粧をしたり、本当のあなたを覆い隠そうとすることでなく、健康や幸福感など内側からくる美しさを際立たせるものです。
美しさや、美しく感じるために不可欠なことは私たちのありのままの姿を受け入れること、そして愛することです。アーユルヴェーダは私たちの美を強力にサポートしてくれます。
文字通り訳せば生命の科学ですが、アーユルベーダには人を形成する3つの基本的エネルギータイプ、ヴァータ、ピッタ、カパがあるとされています。それぞれヴァータは空や風、ピッタは火と水、カパは水と大地と直接的に相関しています。
誰でも生来本質的な気質、またはタイプを持っていて、それはこれら3つのドーシャで表されます。ほとんどの人が一般的には3つのうち当てはまる2つのドーシャがあり、残りのドーシャにはあまり当てはまりません。
これを第一ドーシャ、第二ドーシャといいます。これらのドーシャバランスは、私たちの顔色や気分にも影響を及ぼします。
アーユルヴェーダ体質診断
簡単な質問に答えることで、あなたのドーシャタイプのバランスを見つける手がかりと、一般的なガイドラインがある程度分かります。
例えば、ヴァータタイプの人は肌の乾燥、髪の乾燥、そして手荒れや指の爪が割れやすい傾向にあり、ピッタタイプは日焼けをしやすく、じんましん、湿疹を起こしやすいです。カパタイプは肌が脂っぽく毛穴が目立ち、顔がむくみやすいなどです。
バランシングアクト
これら3つのドーシャのバランスが保たれているとき、私たちは幸福感を得ることができます。しかしストレスを受けたり、間違ったダイエット、またはバランスを乱すような何らかの影響を受けた時、体は私たちに知らせてくれます。
例えば、ヴァータの特徴に偏りすぎた場合、乾燥により肌にしわが増えたり、唇が荒れたり、肌のキメも粗くなります。アトピー性皮膚炎や乾癬も引き起こします。ピッタの特徴が強すぎれば、普段顔色のよい健康そうな人でも、突然吹き出物や湿疹ができたりします。
そしてカパに偏りすぎれば毛穴がつまり白ニキビが発症します。もしあなたの肌が正常だと感じるなら、どのドーシャタイプのトリートメントを受けても満足いくものになるでしょう。
また、もし肌に不調感をおぼえたり、バランスが乱れているサインが表れたら、あなたのトラブルにあったトリートメントをしましょう。例えば、もし乾燥肌でお困りならば、ヴァータのバランスを改善する保湿に集中しましょう。
次はアーユルヴェーダのスキンケアです。自分がどのドーシャに当てはまるのかのドーシャ診断とドーシャタイプに合ったエッセンシャルオイルの紹介です。
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