レチノイドがどのような薬品か知っていますか?レチノイドはビタミンAの誘導体で、毛穴の汚れを取り除いたり、小じわを減らすためのコラーゲンを増加したり、時には4週間程度で色素沈着や肌を滑らかにするターンオーバーを促進させます。
レチノイド (トレチノイン)は、約40年以上前にFDAから認可され(商品名:レチン-A)、処方箋にきび治療薬品とし使用されています。皮膚科医は、すぐにレチン-Aを使用した患者の肌が透明感を増しているだけではなく、柔らかく、明るく、しわが減っていることに気づきました。
今日、トレチノイン、タザロテン、アダパレンの3種がとても効力のあるレチノイドです。多くの皮膚科医はタザロテンは一番強い薬品(炎症を起しやすい)で、アダパレンは一番弱い薬なので、効き目も少なくなります。
処方箋なしで購入できるレチノイド
皮膚科医の元へ訪れることはあまりないと思います。処方箋薬品の効き目は抜群ですが、中には処方箋なしで購入できるレチノイドもあります。それはレチノールと呼ばれ、しわや色素沈着に効果的です。
なぜ効果的かというと、レチノールは次第に効力の弱いレチノイン酸(処方箋クリーム薬品の中に入っている効果的な成分)へ転換されます。結果が出るまで12週間ほどかかります。
レチノイド 敏感肌
レチノイドがあなたの皮膚を紫外線に敏感にすると思っていませんか?これは最も大きなレチノイドの根拠のない説の一つです。成分自体が紫外線に敏感に反応するので、夜の就寝前に肌に塗るのはそのためです。
レチノイドを使用することはスクラブで洗顔して古い角質を落とすこと以上に紫外線に対して肌が敏感になることはありません。実は、夏はレチノイドを使い始めるにはいい時期なのです。湿気は、肌が順応する際の乾燥を防ぎます。もちろん、毎日入念に日焼け止め(SPF 30以上)は使い続けて下さい。
レチノール クリーム
レチノイドを使うペース
あなたは薬品の効き目が出る前に、肌の見た目が悪くなると思っていませんか?レチノイドは乾燥、赤み、皮膚がポロポロ剥がれ落ちるなどの症状がでる可能性がありますが、気長に使い続けると、前記のような症状を緩和できるでしょう。
最初の2週間は、レチノイドを3日に1夜のペースで使用下さい。もし肌に異常が見られなければ、2日に1夜のペースで使用して下さい。もし乾燥も皮膚が剥けることもなければ、毎日使い続けていいでしょう。
炎症を抑える他の方法は、洗顔後、レチノイドを肌につける前に15分時間をあけることと、エンドウ豆程のクリームを顔全体につけて下さい。数分後、乾燥を防ぐために、クリームを塗って下さい。
レチノール 濃度
妊娠中の方、母乳を与えている方はレチノイドを使用しないで下さい。過酸化ベンゾイルとアルファハイドロキシ酸は、レチノイドの効き目をなくす可能性があるので、一緒に使わないで下さい。
脱毛ワックスはレチノイド治療中の肌に使用すると、過度の赤み症状が出る可能性があるので、治療の7日前には使用しないで下さい。敏感肌の人の極わずかの人には、レチノイドが強すぎるかもしれません。
もしもあなたがそうだった場合、肌を柔らかくするために週2回、優しいスクラブを使用してください。そして何よりもコラーゲンの減少を防ぐため、入念に日焼け止めを塗ってください。