2015/05/30

にきび トレチノイン

1日に1、2回トレチノインを塗って下さい。肌が改善されているのに気づくまでに4~6週間程かかりでしょう。通常に比べ、あなたの肌は紫外線により敏感になるでしょう。強い日差しを避け、日焼けサロンは使わないで下さい。

トレチノインで治せるにきびの度合い

症状が軽い状態から普通の状態のにきびに使用して下さい。にきびは傷跡を残しやすいです。たいていの人は12歳から25歳の間によくにきびができますが、中には25歳以上、または12歳未満の人にもできます。

小さな皮脂腺が皮膚の表面にあり、そこであなたの肌をしなやかに、滑らかにしてくれる油(皮脂)が作られます。

肌の小さな毛穴は、皮脂が皮膚の表面に上がってくるよう促しています。この毛穴が塞がれることで吹き出物や黒ニキビ、白ニキビが出来始めます。トレチノインをにきびに塗ることによって、毛穴の汚れのつまりをなくしやすく、黒ニキビや白ニキビを治療します。この溶液には、エリスロマイシンという抗菌性の薬剤も含まれています。

この治療を効果的に行うために肌にやさしいマイルド石鹸を使って生ぬるいお湯で洗顔することをお勧めします。熱いお湯や冷たい水はにきびを悪化させる可能性があります。普段以上に洗顔しないで下さい。

もし肌が乾燥してきた場合、無香料の水溶性のクリームを使うと乾燥を防げられるでしょう。軟膏やオイルは毛穴詰まりの原因になるので使用しないで下さい。

化粧品やモイスチャライザーを使用してもいいですが、トレチノインと同時に使用しないで下さい。古い角質を削り落としたり、乾燥を招く肌製品は使わないで下さい。

トレチノインを使用することによって通常よりも紫外線に敏感になる可能性があります。強い紫外線や日焼けマシーンの使用は避けて、SPF値の高い日焼け止めクリーム(最低でもSPF15以上)をご使用下さい。

トレチノイン治療を始めてお肌の改善がわかるようになるまでに通常4週間程度かかります。完治するまでには4か月程かかります。よくある失敗の原因は、お薬が効いたと思い、使用を途中で止めてしまうことです。

この薬品が効いていても、効いていなかったとしても最低6週間は使い続けて下さい。6週間経っても特に効果が見られなかった場合は、医師と相談してください。他の治療方法があるかもしれません。

もし女性の場合は、トレチノインは胎児に害を及ぼす可能性があります。この薬品を使用している間の妊娠は避けてください。必ず医師とどの避妊方法があなたとあなたのパートナーにとって最適かどうかを相談して下さい。

一度にきびがきれいになくなったとしても、治療を止めた場合再発する可能性があります。再発を防ぐためには、にきびがなくなっても常にトレチノインを携帯し、治療を継続して下さい。あなたの医師が適切な方法をアドバイスしてくれます。
    
トレチノインのよくある副作用1

刺すような痛み、焼ける様な感覚、炎症、乾燥、赤み、皮が剥ける。

こんな副作用が起きた場合の対処法は?

通常使用していた回数を数日間ほど減らして、状態を見て下さい。それでも良くならない場合は、医師へ相談して下さい。

トレチノインのよくある副作用 2

肌に明るいもしくは暗い部分がある。

こんな副作用が起きた場合の対処法は?

これは一時的な症状です。すぐになくなります。