2015/06/04

ハイドロキノン

ここ数年間、ハイドロキノンは外用薬として賛否両論のあるスキンケア成分として知られています。ハイドロキノンはメラニンの生成を強く抑制するものだと言うことは確かであり、また肝斑と言われるシミを減少し、除去する成分として最も効力のあるものだと50年以上もの間言われてきました。

ハイドロキノン 濃度

ハイドロキノンは肌にシミができる原因となるメラニンを作るのを抑制します。一般に市販されているハイドロキノン配合商品の濃度は0.5%から2%であり、2%は最も効力のある一般医薬品です。
薬局では4% の濃度のハイドロキノン(時には4% 以上)を処方箋により購入できます。実際には12%の濃度のハイドロキノンを使用することで、完全にメラニンの生成を防ぐことができます。

ハイドロキノンに代わる自然源

アカネ科のミトラカーパス・スケーバー、クマコケモモ、クワ、マグワ、カジノキなどの植物エキスは自然界の美白成分として大いに称賛されています。実際、これらのエキスは肌に浸透する際にハイドロキノンに分解されます。

これにより美白効果があることがはっきりと分かります。もう一つの自然源はアルブチンで、これも肌に浸透する際にハイドロキノンに分解されます。

ハイドロキノン成分が含まれたスキンケア製品を使用するかどうかは、もちろんあなた次第です。ただ、明らかなのはハイドロキノンは良く研究されている成分であり、他の美白成分とは比べ物にならないほどの驚くべき効力があります。
注意すべき重要な点: ハイドロキノンは空気を嫌う

毎日長い間太陽や空気に触れると、ハイドロキノンの色は変な茶色に変色します。もしハイドロキノン製品を使用することを考えているなら、光が入らず空気に触れるのを最小限に抑える非透過性の容器に入れ、密閉して保存することが重要です。

ハイドロキノン製品を瓶に入れて保存することは避けて下さい。なぜなら一度開けてしまうと、すぐに効果がなくなってしまうからです。

ハイドロキノン以外の選択肢

ハイドロキノン以外で美白効果があるものは、ナイアシンアミド、甘草エキス(特にグラブリジン)、アゼライン酸、ビタミンC安定化製剤(L- アスコルビン酸、アスコルビン酸、リン酸アスコルビンマグネシウム)が考えられます。

しかし、これらはハイドロキノンよりもよく知られていないため、研究結果があまりありません。また使用するための最適な量も判っていないので、化粧品会社の主張を全て信用しなくてはいけません。化粧品会社にそこまでの信頼性はないと言えます。

ハイドロキノンはどのような働きをするのか?

ハイドロキノンが色素沈着過度に与える影響については様々な説があります。一部の研究者は肌を漂白することにより、ハイドロキノンはメラニンたんぱく質複合体の性質を変えると主張しています。

他の研究者によると、メラニンとたんぱく質の合成だけでなく、チロシナーゼ酵素も抑制すると主張しています。これはメラニン形成細胞「メラノサイト」において細胞を殺傷する衝撃が原因で、DNAやRNA合成を含む基本的な細胞のプロセスを崩壊させるそうです。

トレチノイン レチノイド

トレチノインはビタミンAの誘導体で、レチノイドと呼ばれる物質の一種です。レチノイドクリームは、いぼが増えるのを妨げます。レチノイドをご家庭で使用する場合は、取扱説明書に書かれた内容に従いましょう。

トレチノイン 肌タイプ

一般に、レチノイドはにきびや年齢肌の治療に使われています。

トレチノイン 効果

トレチノインクリームが通常のいぼに対して効果があるかどうかは、専門家もあまり理解していません。

トレチノイン 副作用
レチノイドの内服治療薬の使用は重度の先天性欠損症の原因になります。そのため、トレチノインクリームは妊娠している女性には勧められていません。レチノイドを塗ると、以下の副作用が起こります。

・ 肌が乾燥する、または炎症を起こす
・ 肌の色が変化する
・ 日光に敏感になる(そのため日焼け止めの使用、または治療中の肌を衣類で覆うことが必要)
・ 肌に赤みが生じ、腫れ、皮膚が硬くなり、水ぶくれが生じる。トレチノインを必要以上使うと、肌が炎症を増します。その上治療もうまくいかず、きれいな肌を手に入れることが出来ません。
    
トレチノイン 妊娠

子どもや授乳中の女性に関して、トレチノインが安全に使われたという記録はありません。
トレチノインは妊娠中または妊娠の見込みがある女性には勧められていません。サリチル酸といった、他の局所治療と併用してトレチノインクリームを使わないようにしましょう。強い肌の炎症を起こす原因になります。

トレチノイン いぼ

クリームかジェル状のトレチノインは、いぼの治療に大変効果をもたらします。数週間または数か月間、毎日塗ることになります。

局部的に塗布されるトレチノイン(レチンA)は、今日ニキビの治療で使用が勧められていますが、いぼ(扁平疣贅(へんぺいゆうぜい))、魚鱗癬(ぎょりんせん)、扁平苔癬(へんぺいたいせん)、紫外線のダメージを受けた肌など様々な種類の皮膚疾患の治療にも効果的だと報告されています。

ある研究が、いぼのある子どもに対して、レチノイド(0.05%)を使って効果的で安全な治療を行えるかどうか査定することを目的として行われました。

方法

いぼがある25人の子どもに0.05%のトレチノインクリームを塗布するグループ(1日1回、6週間)と、治療を受けない25人の子どものグループが比較されました。患者は毎週検査を受けました。最終査定は12週目に行われました。

結果

12週間後、いぼの除去率がトレチノインを塗らなかったグループで32%見られたのに対し、トレチノインを塗ったグループで84.6%でした。トレチノインがいぼに効くことが証明されました。トレチノインを塗ったグループのうち42.3%が赤みを生じたり、皮膚が剥けたにもかかわらず、トレチノインを中断したのは1人のみでした。

結論

局地的な0.05%のトレチノインクリームの塗布は、いぼのある子どもの治療に効果的で安全であることが明らかになりました。