多汗症で人前で恥をかくのは深刻な問題です。ワキ汗でも手掌多汗症でも、又はその両方でも、多汗症の問題は社交に強く影響します。
ワキ汗で特別なパッドや衣料品を身に付けて多汗症のわきを抑えようとする人もいます。手掌多汗症の人は握手を避ける人も多くいます。
簡単に投与出来、何ヶ月ももつボトックスは多汗症を抑えるのに、安全で信頼出来るわきが対策です。
ボトックスは顔のしわ取りに数年前から認められて来ましたが、現在は食品医薬品局から多汗症の治療にも認められています。
筋肉の収縮をうながす末端神経から出る化学物質のアセチルコリンは、汗腺から汗を出す化学物質と同じです。
ボトックスは末端神経からこの化学物質を出す事を抑えるので、顔の筋肉の収縮を防ぐ事も、ワキ汗を出し過ぎないようにする事も出来ます。
私達は手掌多汗症とわきの多汗症の治療をしています。
多汗症のボトックスの効果は顔のしわのボトックス注射より長く、およそ6ヶ月続きます。複数の注射による不快感を減らすために、ボトックスを施す直前に肌をアイスパックで冷やします。手掌多汗症のボトックスには、神経のそばに部分麻酔をして完全に感覚をなくします。
多汗症を完全に無くそうと、多くの人が一年に二回ほど、定期的に治療に訪れています。また、結婚式や同窓会、重要な公の集いなど大切な社交会の前に来る人もいます。ボトックス治療をした多汗症の多くの人が人生が変わったと言っています。
ボトックスは多汗症に優れていますが、全ての人に向いているわけではありません。妊娠している人、または多発性硬化症やルーゲリック病などの神経症状を持つ家系の人には向きません。
ボトックスは手掌多汗症をストップさせるのに、安全で長く効果を持続できる治療法です。
ボトックスが肌に注射されると、汗腺を活性化させるアセチルコリン受容体をブロックし、ボトックスが注入された部分の汗をストップさせます。手掌多汗症にボトックスを注射することは長年使用されていて、長期にわたる研究で非常に良い結果が残されています。
多汗症
Bさんは流行りのクラブのバーテンダーです。Bさんは一日中シャツを着ていると、シャツが汗だくになってしまうほどの多汗症を制御するためにあらゆる制汗剤を試しました。ある日、Bさんのお医者さんはBさんの多汗症に気付き、ボトックスの使用を勧めました。
多汗症の手順は比較的簡単ですが、効果を最大限にするために正確な汗腺に注射しなければなりません。まず、脇毛を剃り、粉末とヨウ素を付けます。汗とヨウ素が混ざり合い、その場所が紫色に変わる事で、正確な汗腺を特定しました。
紫色に変わった部分に、それぞれボトックスを注射したのです。
Bさんはボトックス注射後の3日から4日後に効果を実感し、多汗症を抑える効果は半年以上持続しています。ボトックスの効果が続いている間は、おそらく注射された場所に汗をかく事がないため、制汗剤は必要ないでしょう。
ボトックスは汗腺を、4ヶ月から9ヶ月間抑制します。もしあなたの日々の生活が多汗症で妨げられるようなら、皮膚科のお医者さんがボトックスで、手術なしの多汗症治療を施すことが出来ます。興味深い事に、ボトックスを止めた後も効果が維持する場合があります。
これは、多汗症を気付かれることの恐れを生み、それがまた汗をかかせるという悪循環が断たれた為でしょう。
ボトックスを多汗症のわきに注射すると、多汗症の治療に優れた効果を示します。ほとんどの人は、効果をあげる為に各脇の下、50Uごとの合計100Uを必要とします。
ボトックスの効果は半年以上続きます。正常なワキ汗なら、デオドラントなどの市販品を利用することを勧めますが、ボトックスは多汗症に当てはまらない人にも利用いただけます。
ボトックスは制汗剤の代わりに使うのが目的ではなく、多汗症または異常に汗をかく人のためのものです。
ボトックスは発汗につながる神経を妨害します。
もし以上に汗をかくなら甲状腺機能亢進症や糖尿病、神経障害の二次障害の可能性があるので、皮膚科医の診断を受けて、多汗症であることを確かめて下さい。
多汗症の治療に、ボトックスを使用する前に他の方法も試してみて下さい。
ボトックスの手順そのものは簡単で、両脇に数本の注射が打たれ、50単位のボトックスが注入されます。効果は約6ヶ月間持続します。
ボトックスは脇の汗を止めるのに、とても効果的です。ボトックスの施術は約10分で済み、激しい痛みはなく、効果は6ヶ月間持続します。
多汗症でないなら、外科療法で費用が高額なのでボトックス注射をする前に他の方法を試すことを推奨します。脇の臭い消しに、店頭に置いてあるものや処方された制汗剤など効果があるかもしれません。
ボトックスの最大の効果は多汗症患者に見られます。
多汗症の部分は脇の下、手のひらである手掌多汗症、足の裏が一般的です。人間は体温を保つために発汗します。
ボトックスは多汗症患者の発汗レベルを正常レベルまで引き下げます。ボトックスを使用することで、今まで恥ずかしく、日常生活を制限させられる状態で悩んでいた人は、新しい人生をスタートすることができるかもしれません。
ボトックスは効果のある治療法であり、簡単に使用されるべきでないことに合意する一方で、患者それぞれが経験する「度が過ぎた量」は違うと感じます。一定の量の発汗がある患者にとっては完全に正常な量でも、ある患者にとっては耐えられない量かもしれません。
多汗症という言葉は過剰な発汗をする状態を指しますが、ワキの汗やわきがで苦しむ人皆がそうとは診断されません。患者の日常生活に大きな影響を与えるなら、一度お医者さんに診てもらうといいでしょう。
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